訃報：さくらももこさん死去「乳がんセルフチェック」してますか？
私の大好きなマンガの一つ「ちびまる子ちゃん」の作者、
さくらももこさんが53才という若さで死去されました。
死因はご存知のように…
あの憎き「乳がん」だそうです。
さくらももこさんのご冥福を、
心からお祈りします。
乳がんは決して他人事ではないですよ！
画像：アンプタップさん（Yahoo! Japan掲載分）より拝借
乳がんと闘いながら若くしてこの世を去った、
小林麻央さんの死もまだ記憶に新しい悲しい出来事です。
ところが残念なことに未だ乳がんの存在を、
軽んじている女性が多いのも事実のようです。
さくらももこさんの乳がん死を他人事と思わないで、
ここでもう一度「乳がん」を見直してほしいですね。
チャレンジャーさんにはお伝えしていますが、
私の叔母が40代半ばで左乳房の全摘手術を受けています。
そして私も過去何度も母に言われました。
「20歳を過ぎれば誰でも乳がんのリスクはあるんだよ！」
乳がんになればあなただけではなく、
あなたを愛する家族やご友人みんなが悲しい想いをします。
でも乳がんは早期発見さえすればほとんど完治しますから、
あなたの乳がんへの意識さえちゃんとあれば、
怖いことなんかちっともありません。
ですから定期的に「乳がん検診」を受けることを、
私も強く強くおすすめします！！！
画像：乳がんの教科書さんより拝借
転移再発の乳がん患者の「生存率」が延びている？
乳がんに限ったことではありませんが、
「癌（がん）」が見つかった時に、
一番の気がかりとなるのが、
「完治するのかしないのか」ですね。
そして乳がんは「癌」の中でも比較的完治しやすい、
と言われています。
ちなみに完治が困難なステージとなってしまっている場合、
究極の問題は、
「生き続けられるか、否か」ということです。
これを表す尺度として「生存率」という言葉があります。
たとえば癌に限らず重い病気を発症してから、
5年間生存できることを「5年生存率」
10年間生存できると診断された場合は「10年生存率」
といいます。
この「生存率」もまた乳がんはほかの癌より、
はるかに伸びているとのことです。
転移再発乳がん患者さんでも長期生存となるケースが、
かなり増えていることです。
某データによりますと、
1944～1954年の10年間転移再発乳がん女性の、
「10年生存率」はわずか3.3%でしたが、
1985～1994年では11.2%、
さらに1995-2004年では22.2%にまで、
生存率が上昇しているとのことです。
あるお医者さまの話では、
「2010年あたりでは白血病や子宮頸癌のほとんどが、
完治する病気とされています。
その点を考えれば“乳がんも完治する”
そんな時代が来ると信じています」
いずれにしても今の時代、
乳がんは治りやすいとは言われていますが、
これもまた手遅れとなっては、
小林麻央さんやさくらももこさんと同じように、
悲しい結末を迎えることになってしまいかねません。
画像：小林麻央さんのブログより拝借
乳がんの予兆はセルフチェックでわかります！
すでに常識的な事実ですが乳がんの60％以上は、
セルフチェック（自己検診）で発見することができます。
乳がんの癌細胞は他の癌細胞と違って、
比較的身体の表面に近いところに発生します。
つまり乳がんの発症は自分の目で観察したり、
直接指で触れることで発見できる可能性が高いのですね。
では以下乳がんのセルフチェック方法を、
お伝えします。
・両腕を下げた姿勢で、バスト全体とバストトップを、
じっくり観察して見た目の違和感がないかチェック。
・次に両腕を高く上げた姿勢で、同じくバストを観察し、
目視による異常チェック。
・目視によってバストの変形やしこりがないか、
ひきつれた部位がないか、エクボのような凹みがないか、
さらにただれた症状や出血や異常な分泌物がないか、
チェックしつつ指でも触診してみます。
・バストトップを軽くつまんでみて、分泌液（血のようなもの）
が出ていないかもチェック。
◆入浴中の「1分触診」を励行しましょう。
・手の平に石けんをつけて滑りやすくした状態で、
片腕を上げてバスト表面に円を描くようにしてしこりがないか、
両バストをチェック。
・次に指先を揃えてわきの下に差し入れて、
リンパ節が膨らんだり腫れていないかチェック。
◆ベッドでも「1分触診」を励行しましょう。
触診の基本は入浴中と同じですが起きている状態で、
見つけられなかったしこりなどが、
仰向けになってチェックしてみると、
見つかることもあるからです。
・片腕を上げてバストの内側半分を指の腹で、
軽く押しながらチェック。
・同じように今度はバストの外側半分もチェック。
・わきの下にも手を入れしこりがないかチェック。
画像：りゅうクリニック乳腺外科さんより拝借
私は週に1回この乳がんチェックをやっていますが、
時間にすればわずか5分でできます。
特に生理が終わった1週間程度はバストが、
多少柔らかくなっていますからチェックしやすいですね。
そして！
乳がんが発生しやすいと言われているのは、
「バスト外側の上部」だそうです。
ですから触診する時は特に「左右のバストの外側の上部」
を念入りにチェックするようにしましょうね。
画像：りゅうクリニック乳腺外科さんより拝借
日頃からバストチェックを励行していると、
トップが落ちてきた？とか下垂が出てきた？
といった問題チェックとともに、
小さな変化が生じたときに気づきやすくなります。
変化に気付いたらすぐに受診を
お伝えしたようなセルフチェック法を行って。
少しでも異変に気づいたら、
安易な自己診断をせずすぐに専門の医療機関
を受診しましょう。
おすすめは「乳腺科」「乳腺外科」「乳腺内分泌外科」
といった診療科目表示のある病院やクリニックですので、
あらかじめお住まいの近くの病院をチェックしておくことも、
忘れないでください。
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