バストが小さいから下垂しないと勘違いしているあなたへ
チャレンジャー倶楽部参加のためにその人の体質データを、
お聞きしていますが、その質問の一つに、
「下垂(または乳落ち)が出ていますか?」
と言う項目があります。
そのお答えに、
「下垂するほどバストがありません」
と答える方がまだ数多くいます。
過去記事でもお話していますが、
「あなたのバストのトップアンダー差がゼロでない限り、
下垂する危険性は必ずある」
と言うことを忘れないでください。
過去の参考記事はこちらです。
下垂が起きる主な原因としては
クーパー靭帯(じんたい)の損傷が一番に挙げられますが、
それ以外には皮膚の張り低下や乳腺量の減少、
あるいはバスト土台の大小胸筋の衰え、
などがあります。
中でも「下垂の予防や修復」については、
「クーパー靭帯」の説明抜きでは解説できませんので、
今日はクーパー靭帯について、
詳細に解説したいと思います。
バストを支えるクーパー靭帯とは・・
クーパー靭帯とはバストを支えて吊り上げる役目を果たしています。
コラーゲン繊維の束で出来ているゴムのようなイメージの靭帯です。
バスト全体を包むように張り巡らされていて、
乳腺、皮膚、筋肉(胸筋)に繋がっていますから、
バストの形を保つためにはとても大切な存在です。
このクーパー靭帯が切れたり伸びてしまうと、
再生することも、修復することも出来ません。
たとえ美容整形の外科的な手術でも修復は不可能です。
そしてクーパー靭帯が切れたとしても、
痛みなどは全く伴わないので実感もありません。
このクーパー靭帯が切れたり伸びてしまえば、
当然支えていたバストは垂れてしまい、
バストの形は見事に崩れてしまいます。
靭帯は筋と異なって伸びたり縮んだりしないものですが、
クーパー靭帯はそんな残念な現象が起きてしまうものなんですね。
クーパー靭帯がダメージ(損傷)を受ける原因って?
ではなぜクーパー靭帯は伸びたり切れたりするのでしょう。
その原因は以下のようなものです。
1、バストそのもの重みによって起こる重力の負担、
たとえばAサイズバストでも250~300gあるため、
バスト全体の重さの負荷によって起きる。
2、同様に日常生活での活動によって揺れで起きる負荷。
これはノーブラや合わないブラをしていると起きる。
3、スポーツや運動による上下左右の、
激しい動きによって起きる。
4、妊娠授乳期に大きくなったバストは、
授乳前には胸が張っていますが、
授乳を終えるたびに自然に縮んでいます。
授乳・蓄乳が繰り返されることによってクーパー靭帯が
伸びてしまう。
5、加齢よって人間の体の結合組織は緩むため、
クーパー靭帯も結合組織の一つですから、
年齢とともに皮膚組織が伸びてしまい、
同時にバスト脂肪全体も伸びて行くため、
クーパー靭帯も伸びきってしまう。
これ以外ですと、育乳のためのマッサージ、
特に乳腺マッサージのやり方が強すぎたり、
長時間続けたり、と正しく行われないと、
クーパー靭帯もダメージを受けて切れることもあります。
クーパー靭帯を支える胸筋を鍛えるとどうなる?
今幸いにもあなたのバストが下垂など出ていなくても、
クーパー靭帯のダメージは20代から始まっています。
そのためにもノーブラ生活はもちろん絶対NGですし、
合わないブラだったり、
正しい位置に着けていなければ、
クーパー靭帯へのダメ―ジはドンドン進行する、
と思ってください。
でも、
バストケアは遅すぎると言うことはありませんから、
30代でも40代でも十分間に合いますからね!!
ところで、
「一度切れたり傷んでしまったクーパー靭帯は、
再生も修復も出来ません」
とお話しましたが、
そうなると下垂を修復するのは絶対ムリ?
と悲観してしまいがちですが、
安心してください!!
下垂はある程度でしたら修復は十分可能なんですよ。
実際私もそうですし多くのチャレンジャーさんも、
下垂を修復している人は数多くいます。
「じつはバストを支えているのはクーパー靭帯だけではない」
と言うことです。
クーパー靭帯が繋がっている大胸筋や小胸筋も、
ある程度はバストを支えていると考えてください。
つまり、
胸筋を鍛える(筋量を増やす)ことで、
バスト全体も持ち上がってくれますし、
軽度の下垂でしたら見た目的には修復ができます。
ただし、胸筋をハードに鍛えるだけではダメですし、
逆に鍛えすぎてしまいますと、
胸筋のすぐ上に張り付いたバスト脂肪が、
筋肉質に変わって行くためバストが硬くなったり、
最悪バストがもっと小さくなってしまいかねません。
胸筋の筋量はそこそこに増やして(鍛えて)筋肉そのものを、
太く強くする必要はありますが、
それは合掌ポーズ(拝みポーズ)を続けたり、
膝をついた腕立て伏せを毎日30回もやれば十分です。
下垂を修復する唯一の考え方と方法って?
私や多くのチャレンジャーさんが下垂修復に、
大きな効果を出したのは、
胸筋を鍛えた上で、胸筋を揉みほぐして柔軟性を持たせ、
張りのある状態にするマッサージを取り入れたからです。
これは過去では「蓮水カノンさんのカノンラインマッサージ」
であったり、
前島敏也さんの「前島式胸筋腱マッサージ」のことです。
前島さんはバストも持ち上げる大小胸筋を「サスペンダー」と
呼称していますが、
文字通り「バストを吊り上げる筋肉」と捉えて良いかと思います。
ただし下垂の修復は軽度なら完全に修復できますが、
重度ですとやはり「ある程度」までなんですね。
簡単に下垂値を知るには以下の算式が参考になりますが、
これも元々のバストサイズによって変わってきますから、
あくまで参考としてください。
「下垂数値=
90度おじぎのトップサイズ-直立でのトップサイズ」
この差が2~3cmが軽度下垂であり5cmまでが中度、
5cm以上が重度とお考えください。
いずれにしてもクーパー靭帯の存在は、育乳のためだけではなく、
美乳を心掛ける場合には無視できないものです。
大切なクーパー靭帯のケアも忘れずに・・
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